発熱外来

溶連菌感染症

対応可能な院:
  • 札幌すすきの院

01. 溶連菌感染症とは

溶連菌感染症(A群溶血性レンサ球菌感染症)とは、その名の通り「溶連菌」という細菌によって引き起こされる感染症です。主にのどに感染して炎症を起こすのが一般的で、喉の激しい痛みや高熱、体中に現れる発疹などが主な特徴です。

子どもに多い病気として知られていますが、大人も感染することがあり、適切な治療を受けないとしばしば重篤な合併症を引き起こす可能性があります。冬から春、および初夏にかけて流行しやすいため、風邪と間違えやすいのどの痛みには注意が必要です。早期に診断を受け、抗生剤を服用することで速やかに回復に向かいます。

02. 主な症状

溶連菌感染症の症状は、一般的な風邪と似ている部分もありますが、いくつかの顕著な特徴があります。

  • 激しいのどの痛みと高熱
    突然38度以上の発熱があり、のどが真っ赤に腫れて激しく痛みます。
  • イチゴ舌
    舌の表面がブツブツと赤く腫れ、まるでイチゴのようになる特徴的な症状です。
  • 全身の発疹
    体や手足に小さくて赤い発疹が現れることがあり、かゆみを伴うこともあります。
  • その他の症状
    頭痛、腹痛、吐き気などが現れることもあります。一方で、咳や鼻水といった一般的な風邪の症状があまり見られないのがこの病気の特徴の一つです。

03. 考えられる原因

溶連菌感染症は、細菌の感染によって引き起こされます。主な感染経路や要因は以下の通りです。

  • 飛沫感染
    感染している人の咳やくしゃみとともに飛び散った細菌を、鼻や口から吸い込むこと。
  • 接触感染
    細菌が付着した手で口や鼻に触れたり、タオルや食器の共有を介して感染すること。
  • 集団生活による広がり
    学校や保育園などの閉鎖的な環境で、密接に接する機会が多いことで流行しやすくなります。

04. 治療方法

溶連菌感染症は、ウイルスではなく「細菌」が原因であるため、抗生剤(抗菌薬)を用いた治療が不可欠です。

  1. 抗生剤の服用
    ペニシリン系やセフェム系といった抗生剤が処方されます。服用を開始すると、通常1〜2日で熱が下がり、のどの痛みも和らぎます。
  2. 安静と水分補給
    発熱やのどの痛みで体力が消耗するため、十分な休息が必要です。のどに刺激の少ない、飲み込みやすい食事(お粥やゼリーなど)を心がけ、脱水を防ぐためにこまめに水分を摂りましょう。
  3. 再診と検査
    症状が落ち着いた後に、合併症(急性糸球体腎炎など)の有無を確認するため、数週間後に尿検査を行う場合があります。

薬は最後まで飲み切ることが肝心です

症状が良くなったからといって、自分の判断で薬を途中でやめてはいけません。細菌が体内に残っていると、再発したり、リウマチ熱や腎炎といった深刻な合併症を引き起こす恐れがあります。医師に指示された期間(通常5〜10日間程度)は、最後まで確実に薬を飲み切るようにしましょう。また、家族間での感染も多いため、手洗いやうがいの徹底を忘れずに行ってください。

監修医師

REVO CLINIC 池袋院院長 結城直哉医師

監修医師

池袋院院長

結城 直哉

順天堂大学医学部卒業後、総合病院で勤務。2024年にREVO CLINIC 池袋院院長に就任。内科と美容医療を組み合わせ、忙しい現代人が気軽に相談できる新しい医療の形を目指しREVO CLINICを展開

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