発熱外来

咽頭炎・扁桃炎

対応可能な院:
  • 札幌すすきの院

01. 咽頭炎・扁桃炎とは

咽頭炎(いんとうえん)・扁桃炎(へんとうえん)とは、のどや扁桃(のどの奥の両脇にある組織)がウイルスや細菌に感染し、炎症を起こした状態を指します。一般的に「のど風邪」と呼ばれることも多いですが、単なる痛みだけでなく、高熱や全身の倦怠感を伴うこともあります。

咽頭炎はのどの粘膜全体の炎症を、扁桃炎は特に扁桃腺の腫れや膿(うみ)を伴う炎症を指し、これらは同時に起こることも少なくありません。空気が乾燥する季節や、疲れが溜まって免疫力が落ちている時に発症しやすく、放置すると重症化して食事が摂れなくなることもあるため、早めのケアと適切な休息が回復への鍵となります。

02. 主な症状

咽頭炎・扁桃炎の代表的な症状は「のどの痛み」ですが、炎症の程度によって全身にさまざまな影響が現れます。

  • 身体的な症状
    のどに強い痛みを感じ、食べ物や飲み物を飲み込む際につらい(嚥下痛)状態になります。扁桃炎がひどくなると、扁桃が赤く腫れ上がり、表面に白い膜のような膿が付着することもあります。また、38度以上の高熱、悪寒、頭痛、首のリンパ節の腫れや痛み、全身の倦怠感などが現れます。
  • その他の影響
    のどの腫れによって声が枯れたり(しわがれ声)、耳の奥まで響くような痛みを感じることもあります。特にお子さんの場合は、痛みで水分が摂れず脱水症状を起こしたり、不機嫌が続いたりすることに注意が必要です。

03. 考えられる原因

咽頭炎・扁桃炎は、のどの粘膜が病原体にさらされたり、外部からの刺激を受けたりすることで引き起こされます。

  • ウイルス感染
    風邪の原因となるアデノウイルス、インフルエンザウイルス、ライノウイルスなどが主な原因です。
  • 細菌感染
    溶連菌(溶血性連鎖球菌)や黄色ブドウ球菌などの細菌が、免疫力が低下した隙に増殖することによって起こります。
  • 環境要因と物理的刺激
    空気の乾燥、たばこの煙、過度の飲酒、あるいは大きな声の出しすぎなどがのどにダメージを与え、炎症の引き金となります。
  • 免疫力の低下
    激務や睡眠不足、ストレス、栄養不足などにより、体が病原体に対抗する力が弱まっている状態。

04. 治療方法

咽頭炎・扁桃炎の治療は、炎症の原因を見極めながら、症状を和らげる対症療法と、原因菌を叩く原因療法を組み合わせて行います。

  1. 安静と水分補給
    体がウイルスや細菌と戦えるよう、まずは十分な睡眠と休息をとることが基本です。のどの乾燥を防ぐためにこまめに水分を摂りましょう。刺激の強い冷たい飲み物や熱すぎるものは避け、常温の水やぬるめのお茶、スポーツドリンクなどが適しています。
  2. 薬物療法
    痛みが強い場合や高熱がある場合は、鎮痛解熱剤(アセトアミノフェンやロキソプロフェンなど)を使用します。細菌感染が疑われる場合には、医師から処方された抗生物質を指示通りに服用し切ることが重要です。
  3. 局所的なケア
    うがい薬での殺菌や、のど飴、トローチの使用で粘膜を保護します。また、加湿器を使用して室内の湿度を50〜60%に保つのも非常に効果的です。

お家でできるセルフケアと注意点

のどの痛みがある時は、のどごしの良いゼリーや冷ましたお粥、柔らかく煮たうどんなど、刺激の少ない食事を心がけてください。また、高熱が数日続く場合や、口が開きにくい、息が苦しいといった症状が出た場合は、重症化(扁桃周囲膿瘍など)の恐れがあるため、すぐに医療機関を受診しましょう。「たかがのどの痛み」と侮らず、無理をせずしっかりと治しきることが大切です。

監修医師

REVO CLINIC 池袋院院長 結城直哉医師

監修医師

池袋院院長

結城 直哉

順天堂大学医学部卒業後、総合病院で勤務。2024年にREVO CLINIC 池袋院院長に就任。内科と美容医療を組み合わせ、忙しい現代人が気軽に相談できる新しい医療の形を目指しREVO CLINICを展開

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