不眠外来

不眠症

対応可能な院:
  • 札幌すすきの院

01. 不眠症とは

不眠症とは、夜寝ようとしてもなかなか寝付けない、夜中に何度も目が覚めてしまう、朝早く目が覚めてしまう、あるいはぐっすり眠った感じがしないといった睡眠の問題が続き、その結果として日中の倦怠感や集中力の低下などの不調が現れる状態を指します。

睡眠は心身の健康を維持し、日中の活動エネルギーを蓄えるために欠かせない大切な時間です。不眠が慢性化すると、日常生活に支障をきたすだけでなく、生活習慣病や心の病気のリスクを高めることもあります。単に「眠る時間が短い」ということではなく、それによって「日中の生活に困りごとが生じているか」が、不眠症を考える上での重要なポイントとなります。

02. 主な症状

不眠症の症状は、眠りに関する悩み(夜間の症状)と、それによって引き起こされる日中の不調の2つに大きく分けられます。

睡眠のトラブル

  • 入眠障害: 布団に入っても30分〜1時間以上寝付けない。
  • 中途覚醒: 夜中に何度も目が覚め、その後なかなか寝付けない。
  • 早朝覚醒: 起きようと思っている時間よりも数時間早く目が覚めてしまう。
  • 熟眠障害: 眠りが浅く、朝起きた時に「ぐっすり寝た」という満足感がない。

日中の不調

  • 慢性的な眠気、だるさ、倦怠感。
  • 注意力の低下、物忘れ、仕事や家事でのミスが増える。
  • イライラしやすくなる、不安感、気分が落ち込むといった情緒の不安定。
  • 頭痛や肩こり、食欲不振などの身体症状。

03. 考えられる原因

不眠症を引き起こす背景には、身体的なものから心理的なものまで、さまざまな要因が複雑に絡み合っています。

  • 心理的要因
    仕事や人間関係の悩み、家庭内のトラブル、強いストレスや緊張、あるいは「また今夜も眠れないのではないか」という予期不安。
  • 身体的要因
    痛み、かゆみ、頻尿(夜トイレに起きる)、息苦しさ(睡眠時無呼吸症候群など)、あるいは加齢による睡眠リズムの変化。
  • 物理的・環境的要因
    枕やマットレスが合わない、部屋の温度や湿度、騒音、明るすぎる照明、時差ボケや交代制勤務による生活リズムの乱れ。
  • 嗜好品や生活習慣
    寝る前のカフェイン摂取、アルコール(寝酒)、喫煙、スマートフォンやパソコンのブルーライトによる刺激、運動不足。

04. 治療方法

不眠症の治療は、まず睡眠を妨げている原因を取り除くことから始め、必要に応じてお薬によるサポートを行います。

  1. 睡眠衛生の改善(生活習慣の見直し)
    毎日決まった時間に起床して太陽の光を浴び、体内時計を整えます。また、就寝の2〜3時間前には入浴を済ませ、リラックスできる環境を整えることが大切です。「眠くなってから布団に入る」という習慣も効果的です。
  2. 薬物療法
    医師の指導のもと、入眠を助けるお薬や、睡眠の質を維持するお薬を使用します。最近では依存性が少なく、自然に近い眠りを誘うタイプのお薬も増えています。
  3. 認知行動療法
    睡眠に関する誤った思い込み(例:「8時間は絶対に寝なければならない」という強迫観念)を和らげ、眠りに対する不安を軽減させるアプローチです。

「眠らなければ」というプレッシャーを手放して

眠れない夜、時計を見ながら「あと○時間しか寝られない」と焦ってしまうことはありませんか? 実は、その焦り自体が脳を覚醒させ、さらに不眠を悪化させてしまいます。睡眠時間は人それぞれで、季節や年齢によっても変化するものです。もし布団に入って20分ほど経っても眠れなければ、一度布団から出て、温かい飲み物を飲んだりしてリラックスしてみましょう。完璧を求めず、「体を横にしているだけでも休息になる」と気楽に構えることが、深い眠りへの近道になります。

監修医師

REVO CLINIC 池袋院院長 結城直哉医師

監修医師

池袋院院長

結城 直哉

順天堂大学医学部卒業後、総合病院で勤務。2024年にREVO CLINIC 池袋院院長に就任。内科と美容医療を組み合わせ、忙しい現代人が気軽に相談できる新しい医療の形を目指しREVO CLINICを展開

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