発熱外来

風邪(上気道炎)

対応可能な院:
  • 札幌すすきの院

01. 風邪(上気道炎)とは

風邪は、医学的には「上気道炎」と呼ばれ、鼻やのど(上気道)の粘膜にウイルスが感染して急性の炎症が起こる病気の総称です。健康な人であれば年に数回は経験するほど身近な疾患ですが、その原因となるウイルスは200種類以上もあると言われています。

通常、自身の免疫力によって数日から1週間程度で自然に回復することが多いですが、こじらせると気管支炎や肺炎といった合併症につながる可能性もあります。単なる風邪と侮らず、体が発信している「休養が必要」というサインをしっかりと受け止めて、適切に対処することが早期回復への一番の近道となります。

02. 主な症状

風邪の症状は、感染したウイルスの種類や個人の体調によって多岐にわたりますが、一般的には以下のような症状が組み合わさって現れます。

  • 鼻の症状
    鼻水、鼻づまり、くしゃみなどが代表的です。最初はサラサラした透明な鼻水ですが、次第に黄色く粘り気のあるものに変わることがあります。
  • のど・呼吸器の症状
    のどの痛み、いがらっぽさ、咳(せき)、痰(たん)、声枯れなどが見られます。
  • 全身の症状
    発熱、寒気(悪寒)、頭痛、全身のだるさ(倦怠感)、関節痛、筋肉痛、食欲不振などが現れます。

また、ウイルスによっては下痢や嘔吐といった消化器症状を伴うこともあります。通常は3日程度をピークに次第に軽快していきますが、高熱が続く場合や呼吸が苦しい場合は注意が必要です。

03. 考えられる原因

風邪(上気道炎)を引き起こす主な要因には、以下のようなものが挙げられます。

  • ウイルス感染
    原因の80〜90%はウイルスによるものです。ライノウイルス、コロナウイルス(一般的な風邪ウイルス)、アデノウイルスなどが代表的で、飛沫感染や接触感染によって体内に侵入します。
  • 免疫力の低下
    過労、睡眠不足、激しいストレス、不摂生な食事などは、体の防御システムである免疫力を低下させ、ウイルスに感染しやすい状態を作ります。
  • 免疫力の低下
    過労、睡眠不足、激しいストレス、不摂生な食事などは、体の防御システムである免疫力を低下させ、ウイルスに感染しやすい状態を作ります。
  • 環境要因(乾燥と寒冷)
    空気が乾燥すると鼻やのどの粘膜のバリア機能が低下します。また、急激な気温の変化は自律神経を乱し、体温調節がうまくいかなくなることで抵抗力を弱めます。

04. 治療方法

風邪の根本的な原因であるウイルスを直接退治する特効薬は、現在のところ存在しません。そのため、自身の免疫力でウイルスを排除できるよう体をサポートしつつ、辛い症状を和らげる「対症療法」が基本となります。

  1. 十分な休養と睡眠
    回復のためには、エネルギーを免疫活動に集中させることが不可欠です。暖かい部屋でゆっくりと体を休めましょう。
  2. 水分と栄養の補給
    発熱や発汗による脱水を防ぐため、こまめに水分を摂ってください。食事は、のど越しが良く消化の良いもの(おかゆ、うどん、ゼリー飲料など)を中心に、ビタミンやミネラルを補給しましょう。
  3. 薬物療法(対症療法)
    高熱による体力の消耗を抑えるための解熱鎮痛剤、咳を鎮める鎮咳薬、鼻水を抑える抗ヒスタミン薬などが処方されます。これらはあくまで症状を緩和し、体が回復するのを助けるためのものです。

焦らず、心と体をゆっくり休める時間を

風邪を引いたときは「体が休息を求めている」という大切なメッセージです。無理をして仕事をしたり動いたりすると、かえって長引いてしまうこともあります。まずは「早く治そう」と焦る気持ちを抑えて、温かい飲み物を飲んだり、心地よい寝具で眠ったりと、自分自身をいたわる時間を最優先にしてください。室温20度前後、湿度50〜60%を保つように心がけると、のどの痛みも和らぎやすくなりますよ。

監修医師

REVO CLINIC 池袋院院長 結城直哉医師

監修医師

池袋院院長

結城 直哉

順天堂大学医学部卒業後、総合病院で勤務。2024年にREVO CLINIC 池袋院院長に就任。内科と美容医療を組み合わせ、忙しい現代人が気軽に相談できる新しい医療の形を目指しREVO CLINICを展開

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