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【医師監修】マンジャロ(Mounjaro)とは?効果・副作用・費用・処方まで徹底解説【肥満症・糖尿病治療】
マンジャロとは
マンジャロ(Mounjaro/一般名:チルゼパチド)は、2023年に日本で承認された2型糖尿病治療薬です。
週1回の注射で血糖値を改善させる薬として開発されましたが、血糖コントロールだけでなく体重減少の面でも優れた結果が報告されており、国内外で大きな注目を集めています。
従来のGLP-1受容体作動薬とは異なり、マンジャロは「GIP」と「GLP-1」という2種類のインクレチン受容体に同時に作用するという特徴があります。この“二重作用(dual agonist)”によって、食欲の制御や血糖値の調整により強く働きかけることができると考えられています。
特に海外で行われた大規模臨床試験(SURMOUNT-1試験/Jastreboff AM, NEJM 2022)では、最大20.9%もの体重減少が示され、肥満治療領域でも大きな期待が寄せられています。
日本では肥満症治療薬としての承認はありませんが、同じ有効成分を含むゼップバウンド(Zepbound)が2024年に肥満症治療薬として承認・保険適用され、マンジャロ自体も自由診療の領域で痩身目的に利用されるケースが増えています。
本記事では、イーライリリー社の公式情報や各種医学論文(NEJM、Lancet、Diabetes Care など)をもとに、マンジャロの仕組み・効果・副作用・費用・使用方法を、医師監修のもとで分かりやすく解説します。
マンジャロの基礎知識と仕組み

薬の正式名称・製造会社・承認状況
マンジャロ(一般名:チルゼパチド/tirzepatide)は、アメリカの製薬会社イーライリリー社が開発した週1回投与の注射薬です。日本では2023年に2型糖尿病治療薬として承認され、保険診療でも使用されています。
特徴的なのは、従来のGLP-1受容体作動薬とは異なり、GIP(グルコース依存性インスリン分泌刺激ポリペプチド)とGLP-1(グルカゴン様ペプチド-1)の2つのインクレチンに同時に作用する点です。この二重の働きによって、血糖コントロールと体重減少の両方で高い効果が期待できるとされています。
なお、マンジャロは日本で肥満症治療薬としては承認されていませんが、同成分を含むゼップバウンドは2024年に肥満症治療目的で承認・保険適用されています。
どのような病気に使われる薬か(糖尿病・肥満症)
マンジャロの日本での適応は「2型糖尿病の血糖コントロール」です。インスリン分泌を助け、食後の急激な血糖上昇を抑える作用があり、体重増加を抑える効果も認められています。
一方、アメリカでは2023年に同成分を含むゼップバウンドが肥満症治療薬としてFDAに承認され、日本でも2024年に肥満症治療薬として承認・保険適用が開始されました。
日本の自由診療領域では、痩身目的でマンジャロが利用されるケースが増えており、体重減少目的で注目される機会が多くなっています。
GLP-1受容体作動薬とは?(同系薬との違い)
GLP-1受容体作動薬とは、腸から分泌されるホルモン「GLP-1(グルカゴン様ペプチド-1)」の働きを補う薬剤で、血糖値を下げるためにインスリン分泌を促進し、食後の血糖上昇を抑える作用があります。
さらに、満腹感を高めることで自然な食欲抑制が起こり、胃から腸への食物の移動(胃排出)をゆっくりにする働きも持っています。
マンジャロは、GLP-1に加えて「GIP」受容体にも同時に作用することから、従来のGLP-1単独製剤より強い体重減少効果を示す可能性が報告されています。
マンジャロとオゼンピックの違い
マンジャロと比較される代表的な薬が、GLP-1受容体作動薬のオゼンピック(一般名:セマグルチド)です。両者の最も大きな違いは作用の範囲で、オゼンピックがGLP-1受容体のみに作用するのに対し、マンジャロはGLP-1とGIPの両方に作用します。
臨床試験での体重減少効果も異なり、オゼンピックの臨床試験(STEP 1試験, NEJM 2021)では平均14.9%の体重減少が報告されています。
対してマンジャロの臨床試験(SURMOUNT-1試験, NEJM 2022)では最大20.9%という大幅な体重減少が示されており、体重減少効果においてはマンジャロの方が高いポテンシャルを持つと評価されています。
日本での承認状況については、どちらも糖尿病治療薬として承認されていますが、肥満症治療薬としては未承認です。
ただし、マンジャロと同成分を含むゼップバウンドは肥満症治療目的で承認されているため、用途に応じて薬剤が選択される流れになっています。
マンジャロの効果

体重減少のメカニズム(食欲抑制・胃排出遅延)
マンジャロは、GLP-1とGIPという二つのホルモン受容体に作用することで、以下のメカニズムで体重減少を促します。
- 食欲抑制:中枢神経に作用し、満腹感を強める
- 胃排出遅延:胃から腸への食物移動を遅らせ、血糖上昇を緩やかにする
- インスリン分泌促進:血糖値に応じたインスリン分泌を促進し、糖代謝を改善
これらの複合作用により、従来のGLP-1製剤以上の体重減少効果が得られると報告されています。
糖尿病改善効果(血糖値コントロール)
マンジャロは血糖コントロールの面でも大きな成果を示しています。
- 空腹時血糖の改善
- 食後高血糖の抑制
- HbA1cの有意な低下
SURPASS-2試験(Frias JP, NEJM 2021)では、HbA1cが平均2.0%以上低下し、セマグルチド(オゼンピック)と比較しても優れた改善効果を示しました。
臨床試験データ(平均体重減少率・HbA1c低下効果)
マンジャロの効果は複数の臨床試験で検証されています。
SURMOUNT-1試験(NEJM 2022)
肥満症患者における臨床試験で、15mg群では平均20.9%の体重減少、10mg群でも18.7%が報告されています。
SURPASS-4試験(Lancet 2021)
心血管リスクを有する2型糖尿病患者を対象とした試験では、HbA1c改善と同時に有意な体重減少が確認されています。
どんな人に効果が期待できるか(BMI・既往歴別)
臨床試験では、肥満(BMI30以上)や過体重の方を対象にしたものが多く、ほとんどの患者で明確な体重減少が認められています。BMIが高い方ほど、体重減少幅がより大きくなる傾向が見られています。
一方で、標準体重に近い方でも体重コントロールの改善がみられるケースも報告されており、“幅広く痩せられるチャンスがある薬” として注目されています。
ただし、医学的な適応や安全性は個々の体調や既往歴に左右されるため、医師と相談しながら使用を判断することが重要です。
マンジャロの副作用と安全性

よくある副作用(吐き気・下痢・便秘など)
マンジャロで最も多く報告されているのは、消化器症状です。
- 吐き気
- 下痢
- 便秘
- 食欲の低下
これらは治療を始めた初期に出やすい副作用で、時間が経つと自然に落ち着くことが多いとされています。
また、最初から強い量を使うのではなく、少ない量から始めて体を慣らしていく方法がとられるため、症状を軽減しながら安心して治療を続けやすくなっています。
重大な副作用(膵炎・胆嚢疾患・低血糖リスク)
まれに以下の重大な副作用が報告されています。
- 急性膵炎:激しい腹痛や背部痛を伴う場合は直ちに受診が必要
- 胆嚢疾患:胆石や胆嚢炎のリスク上昇が報告されています
- 低血糖:特にインスリンやスルホニル尿素薬と併用する場合に注意
これらのリスクは頻度としては低いですが、症状に気づいたら自己判断せず医師に相談することが必須です。(*8)
安全性に関するエビデンス(海外データ)
海外の大規模臨床試験では、マンジャロの安全性が幅広く評価されています。
SURPASSプログラム(2型糖尿病患者対象)では、HbA1cや体重減少効果と並行して、心血管イベントや死亡率のリスク増加は確認されていません。
消化器症状以外の有害事象は軽度から中等度が多く、継続可能なケースが大半を占めています。
マンジャロを使用できないケース(妊娠・授乳中・特定疾患)
以下の方は使用が推奨されていません。
- 妊娠中または妊娠を希望している方:胎児への安全性が確立されていない
- 授乳中の方:母乳への移行や乳児への影響が不明
- 重度の消化管疾患のある方(例:重度胃不全麻痺など)
- 過去にチルゼパチドに対してアレルギーを起こした方
必ず医師と相談し、リスクとメリットを比較したうえで使用を検討することが重要です。
マンジャロの使い方
投与方法(注射ペン型・週1回投与)
マンジャロは、注射ペン型の皮下注射薬で、週1回の投与で効果が持続します。毎日打つ必要がなく、ライフスタイルに取り入れやすいのが特徴です。
一般的には自己注射も可能ですが、レボクリニックでは「看護師による注射」を推奨しています。
「自分で針を打つのが怖い」
「誤作動で薬を無駄にしたくない」
といった方でも安心できるよう、毎週通院いただき、看護師が安全に注射を実施。同時に体重・効果・副作用のチェックを行うことで、治療効果を最大限に高めながら安心して継続できます。
マンジャロの投与スケジュール(少量から始めて段階的に)
マンジャロは副作用を抑えるために、最初は少ない量から始め、体に慣らしながら段階的に増やしていく方法がとられます。
例として、2.5mgから開始し、5mg、7.5mg、10mgと徐々に増量していきます。
ただし、最適な投与量は患者さまの体調や副作用の出方によって異なります。
レボクリニックでは、毎週の診察で体調を確認し、その都度医師が最適な量を判断しています。
実際マンジャロの使用フロー(診察→処方→注射)
①医師の診察
体調や既往歴を確認し、使用可能か判断
②処方・説明
効果や副作用、注意点について丁寧に説明
③注射の実施
看護師が毎週、適切な量を注射
④経過観察
体重や副作用の有無を毎週チェックし、必要に応じて投与量を調整
マンジャロ投与時の注意点(保存方法・廃棄方法)
保存方法
冷蔵庫(2〜8℃)での保管が基本です。
ただし、未開封であれば最大21日間は常温で保存可能とされています。旅行や外出時にも扱いやすく、ライフスタイルに合わせやすいのが特徴です。
針の廃棄方法
マンジャロ皮下注アテオスは、使用後に注射針が自動的に収納される安全設計になっています。そのため、針が露出することはなく、使用後に触れる必要もありません。
日本糖尿病協会が作成した「廃棄物適正処理啓発パンフレット(2022年)」では、収納された針に触れずに、しっかりフタのできる固い容器(牛乳パックや薬の空容器など)に入れ、さらにごみ袋に入れて廃棄する方法が推奨されています。
自治体によって細かなルールは異なりますが、針が完全に収納された状態であれば、一般廃棄物として安全に処分できるケースもあります。
注射部位の工夫
注射は腹部・太もも・上腕に可能ですが、レボクリニックでは服を脱がずに打てる腹部をおすすめしています。毎回同じ場所に刺すのではなく、左右や位置をずらしてローテーションすることで、腫れやしこりを防ぐことができます。
レボクリニックに通院いただく場合は、保存・廃棄・注射のすべてを医療スタッフがサポートしますので、不安なく治療を続けていただけます。
マンジャロの費用・価格
自由診療の場合の相場(1か月あたりの費用例)
マンジャロは自由診療で行う場合、1か月あたりおよそ1万数千円〜10万円台前半が目安です。
投与量(mg数)によって費用が大きく変動し、少量なら1万円台後半から、高用量では10万円台前半に達するケースもあります。
保険適用の有無と条件
マンジャロは、2型糖尿病の治療薬としては日本で保険適用されています。一方、肥満症治療薬としては承認されていません。
ただし、同じ有効成分であるチルゼパチドを含むゼップバウンドは、2024年に肥満症治療薬として承認され、保険診療で使用できるようになりました。
そのため、糖尿病治療として医師が必要と判断した場合はマンジャロが保険で処方され、肥満症治療として保険診療を希望する場合はゼップバウンドが選択されることが一般的な流れになっています。
他のGLP-1製剤との料金比較
GLP-1製剤にはいくつかの種類がありますが、それぞれ投与方法や効果、費用が異なります。
オゼンピック(セマグルチド/注射)
月額 1.5万〜4万円程度
リベルサス(経口/内服)
月額 8,000円〜2万円程度
サクセンダ(注射)
月額 2万〜6万円程度
マンジャロ(チルゼパチド/注射)
月額 1万数千円〜10万円台前半
コストを抑える方法(REVO CLINIC PLUSの特徴)
レボクリニックでは、都度払い制を基本としています。
そのため、毎週の診察で体重や副作用を確認しながら、必要な分だけmg数を調整できます。
都度払いのメリット
副作用が出たり治療をやめたい場合でも、余計な薬を抱える必要がなく経済的。使わない薬を捨てるリスクがなく、トータルコストを抑えられます。
まとめ買いについて
希望があればまとめ買いも可能ですが、セールや割引は行っていません。あくまで「その時に必要な量を、適正価格で提供する」ことを重視しています。
この仕組みにより、レボクリニックでは無理のない費用で、効果を最大化する治療設計を実現しています。
マンジャロはどこで処方できる?

病院・クリニックでの処方の流れ
マンジャロは医師の診察が必要な処方薬です。
一般的には糖尿病治療目的で内科や糖尿病専門外来で処方されますが、痩身目的の場合は自由診療クリニックでの利用となります。
レボクリニックでは、以下の流れでスムーズに処方を受けられます。
①医師・看護師による診察・説明
体調や副作用リスクを確認し、治療内容や注意点を丁寧にご説明します。
②その日に処方可能
診察後、問題がなければ当日からマンジャロを使用開始できます。
③看護師が注射をサポート
自分での注射が不安な方でも、看護師が注射を行うので安心です。
通院ごとに体重や体調を確認しながら投与量を調整できるため、安全性と効果を両立した治療を行えます。
オンライン診療での入手は可能か?
一部のクリニックではオンライン診療で処方を受けることも可能です。
ただし、投与量の調整や副作用チェックを行いにくいため、特に初めての方は対面診療を受けるのが安心です。
レボクリニックでは、来院いただきながら毎週の体重や体調を確認し、その都度適切なmg数を調整します。これにより、オンライン診療では得られないきめ細やかなフォローを実現しています。
個人輸入や通販のリスク(偽物・副作用)
最近ではネット通販や個人輸入で「マンジャロ」を入手しようとするケースも見られますが、これは非常に危険です。
- 偽物や品質不明の薬が流通している
- 保管・輸送の状態が不明で、効果や安全性に問題がある可能性
- 医師の管理なしで使うと、副作用に対応できない
厚生労働省も、個人輸入での使用は健康被害のリスクが高いと注意喚起しています。
マンジャロを安全に処方を受けるためのチェックポイント
マンジャロを安全に使用するためには、いくつか確認すべきポイントがあります。
- 医師の診察を受けてから処方されるか
- 投与量や副作用についてきちんと説明してくれるか
- 通院で効果や副作用を確認してもらえるか
- 万一の副作用に対応できる医療体制があるか
レボクリニックでは、これらを満たしたうえで、患者さま一人ひとりに合わせた最適な治療を提供しています。
マンジャロと他の肥満症治療薬の比較
マンジャロ vs オゼンピック
オゼンピック(セマグルチド)はGLP-1受容体作動薬であり、血糖改善と体重減少の両方で効果が認められています。
ただし作用がGLP-1受容体のみに限られる一方、マンジャロはGLP-1とGIPの両方に作用するため、臨床試験の結果ではマンジャロの方が大きな体重減少が報告されています。
以下の海外データを比較すると、オゼンピックの体重減少は平均14.9%(STEP 1試験 *4)、マンジャロは最大20.9%(SURMOUNT-1試験 *5)とされており、痩身効果の強さではマンジャロに優位性があると考えられます。
作用機序
- オゼンピック(セマグルチド):GLP-1受容体にのみ作用
- マンジャロ(チルゼパチド):GLP-1+GIPの二重作用
体重減少効果
- オゼンピック:平均14.9%減少(STEP 1試験, NEJM 2021)
- マンジャロ:最大20.9%減少(SURMOUNT-1試験, NEJM 2022)
マンジャロ vs サクセンダ
サクセンダはGLP-1単独製剤で、毎日注射が必要という異なる特徴があります。
体重減少効果は約5〜8%とされ、週1回投与でより大きな効果が期待できるマンジャロとは利便性も効果も異なります。
毎日の投与が難しい方や強い痩身効果を求める方にはマンジャロの方が適している場合があります。
作用機序
- サクセンダ:1日1回注射(GLP-1単独)
- マンジャロ:週1回注射(GLP-1+GIP)
利便性
- サクセンダ:毎日注射が必要
- マンジャロ:週1回でOK
体重減少効果
- サクセンダ:約5〜8%
- マンジャロ:15〜20%
マンジャロ vs リベルサス(内服型)
リベルサスは経口タイプのGLP-1製剤で、「注射が苦手」という方には選びやすい薬です。
ただし、体重減少効果は平均5〜10%程度とされ、注射型よりも控えめであることが多く、効果の大きさを求める方にはマンジャロが選択される傾向があります。
投与形態
- リベルサス:毎日内服(セマグルチド経口)
- マンジャロ:週1回注射
体重減少効果
- リベルサス:平均5〜10%程度
- マンジャロ:15〜20%
特徴
- リベルサスは「注射が怖い人向け」だが、効果は注射タイプに比べて弱め。
マンジャロ vs ゼップバウンド
マンジャロとゼップバウンドはいずれもチルゼパチドを有効成分とし、薬として同じ性質を持っています。
違いは適応と保険診療の可否にあり、マンジャロは糖尿病治療薬、ゼップバウンドは肥満症治療薬として承認されています。
そのため、肥満症と診断され保険診療で治療したい方にはゼップバウンドが向いており、自由診療で比較的費用を抑えつつ痩身効果を期待したい方にはマンジャロが選ばれることが多いです。
有効成分
どちらも同じ「チルゼパチド」を含んでいます。
適応
- マンジャロ:2型糖尿病治療薬(日本で保険適用あり)
- ゼップバウンド:肥満症治療薬(日本でも保険適用あり)
価格の違い
成分は同じですが、薬価(保険診療での設定価格)が異なるため、自由診療ではマンジャロの方が安く利用できるケースが多いです。
どんな人にどの薬が合うか
オゼンピック/リベルサス
軽度の肥満や糖尿病治療を中心に
サクセンダ
毎日の注射管理が可能な方、比較的効果がマイルドで良い方
マンジャロ
強い体重減少を求める方、週1回の注射で効率的に痩せたい方
ゼップバウンド
肥満症として診断され、保険診療での治療を希望する方
マンジャロ治療を受ける前に知っておくこと

治療を始める前の検査(血液・心血管リスク)
マンジャロは安全性が高い薬ですが、使用にあたっては心血管リスクや消化器系の疾患がないかを確認しておくことが望ましいとされています。
特に糖尿病や肥満以外に持病がある方は、事前に血液検査や既往歴の確認を行ったうえで使用するのが安心です。
ライフスタイル改善との併用が必須
マンジャロは非常に効果的な薬ですが、生活習慣の改善と併用してこそ最大限の効果を発揮します。
- 食事バランスの見直し
- 定期的な運動
- 睡眠の質の改善
これらを同時に行うことで、体重減少効果が持続しやすくなります。
やめたらリバウンドするのか?
臨床試験では、マンジャロの投与を中止すると体重が再び増加するケースも報告されています。
ただし、急にやめるのではなく、徐々に減らしていくことでリバウンドを防ぎやすくなります。
具体的には、使用量を少しずつ減らす、隔週投与に切り替える、あるいはリベルサス(経口GLP-1製剤)に変更するといった方法があります。
このような調整は必ず医師と相談しながら行うことが大切です。
医師や看護師との相談で確認すべきこと
マンジャロを始める前には、以下の点を医師や看護師と確認しておきましょう。
- 既往歴や服薬中の薬との相性
- 体重減少や血糖コントロールの目標設定
- 副作用が出た場合の対応方法
- 治療をどのくらい続けるのか、終了のタイミングと減薬の仕方
レボクリニックでは、医師と看護師がチームでサポートし、「始めやすく、続けやすく、やめるときも安心」な治療プランを提供しています。
マンジャロに関するよくある質問(Q&A)
Q1. マンジャロはどのくらいで効果が出る?
臨床試験では、投与開始から4週間程度で体重減少や血糖コントロールの改善が見られるケースが多いと報告されています。
ただし、効果の出方には個人差があり、生活習慣の改善と組み合わせることでより早く実感できる傾向があります。 「すぐに痩せる」というよりも、数か月かけて緩やかに効果を積み重ねていく薬と考えると安心です。
医師のコメント
最初の1週間で1kg痩せている患者さんもいますが、効果は長期的に見ていくことが大切です。
Q2. マンジャロは一生打ち続けないといけないのか?
マンジャロは継続して使用することで効果が持続しますが、必ずしも一生続ける必要はありません。体重や血糖のコントロールが安定した場合、
- 投与量を減らす
- 投与間隔を延ばす
- 内服薬(リベルサスなど)に切り替える
といった方法で減薬・中止が可能です。医師の指導のもと、無理のないペースで調整していきます。
Q3. マンジャロを使っている間にお酒を飲んでもいい?
適量の飲酒は大きな問題にはなりませんが、アルコールは血糖値や肝機能に影響を与える可能性があります。
また、副作用として吐き気や胃腸症状が出ている場合、アルコールで悪化することもあります。 飲酒の頻度が多い方は、使用前に医師へ必ず相談してください。
Q4. 妊娠を希望している場合はどうする?
妊娠中や授乳中は、マンジャロの使用は推奨されていません。
また、妊娠を希望する場合も、使用を中止して一定期間あけることが必要とされています。具体的な中止期間は個々の状況によって異なるため、必ず主治医に相談して計画を立てることが大切です。
マンジャロについてのまとめ
マンジャロ(Mounjaro)についてのまとめは、以下の通りです。
- 2023年に日本で承認された2型糖尿病治療薬
- GIPとGLP-1の二重作用により、血糖コントロールと体重減少の両方に効果が期待できる薬
- 海外臨床試験では平均15〜20%の体重減少が報告されている注目の薬剤
日本では肥満症治療薬としては承認されていませんが、自由診療の分野では「痩身サポート」として利用されることもあります。
ただし副作用のリスクもあるため、必ず医師の管理下で正しく使用することが重要です。
レボクリニックでは、
- 都度払いで毎週の体調・体重をチェックしながら投与量を調整
- 自分で注射が不安な方には看護師が施注をサポート
- 点滴との併用による“最短・最速”のダイエットプランもご提案
- 駅近&土日も21時まで診療
といった独自の体制を整えています。
「マンジャロに興味はあるけれど不安」「他のGLP-1製剤と迷っている」という方は、まずはお気軽にご相談ください。
あなたにとって最適な方法を、医師が一緒に考えます。
参考文献・出典一覧
(*1) Eli Lilly, Mounjaro Product Information
https://medical.lilly.com/jp/mounjaro#Product_Q&A
(*2) Wilding JPH, et al. Once-Weekly Semaglutide in Adults with Overweight or Obesity.
New England Journal of Medicine, 2021; 384:989-1002.
DOI: 10.1056/NEJMoa2032183
https://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMoa2032183
(*3) Del Prato S, et al. Tirzepatide versus Insulin Glargine in Type 2 Diabetes and Increased Cardiovascular Risk.
Lancet, 2021; 398:1811-1824.
DOI: 10.1016/S0140-6736(21)02188-7
https://www.thelancet.com/journals/lancet/article/PIIS0140-6736(21)02188-7/fulltext
(*4) American Diabetes Association. Standards of Medical Care in Diabetes – 2023.
DOI: 10.2337/dc23-S009
https://diabetesjournals.org/care/article/46/Supplement_1/S97/148560/
(*5) PMDA 医薬品添付文書
https://www.pmda.go.jp/
(*6) 日本糖尿病協会 糖尿病医薬品・医療機器等適正化委員会
「廃棄物適正処理啓発パンフレット『正しく捨ててる?在宅医療廃棄物』(2022年)」
https://www.nittokyo.or.jp/uploads/files/waste_leaf_tri-fold_2022.pdf
(*7) 厚生労働省「医薬品等を海外から購入しようとされる方へ」
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000068484.html
日本糖尿病協会 医療廃棄物適正処理啓発パンフレット(2022年)
https://www.nittokyo.or.jp/uploads/files/waste_leaf_tri-fold_2022.pdf