皮膚科

虫刺され

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  • 札幌すすきの院

01. 虫刺されとは

虫刺されとは、蚊やダニ、ハチ、毛虫などの虫に刺されたり、噛まれたり、血を吸われたりすることによって、皮膚に赤み、かゆみ、腫れなどの炎症反応が起こる状態を指します。医学的には「虫咬傷(ちゅうこうしょう)」や「虫螫傷(ちゅうせきしょう)」と呼ばれます。

虫が皮膚に接触した際に注入される唾液成分や毒素に対して、私たちの体が防御反応(アレルギー反応)を起こすことが主な原因です。症状の出方は、虫の種類だけでなく、刺された人の体質や過去の経験回数によっても異なり、時には「即時型反応」としてすぐに現れることもあれば、数日後に「遅延型反応」として現れることもあります。

02. 主な症状

虫刺されの症状は、原因となる虫の種類や刺された部位によって様々ですが、一般的には以下のような症状が見られます。

  • 皮膚の赤みと腫れ
    刺された部分を中心に皮膚が赤く盛り上がり、熱を持つことがあります。
  • 強いかゆみ
    蚊やダニなどの場合、注入された唾液によるアレルギー反応で強いかゆみが生じます。
  • 痛み
    ハチやアブなどは、刺された瞬間に鋭い痛みを感じることが多く、その後もジンジンとした痛みが続くことがあります。
  • 水ぶくれ
    特にお子様や、特定の虫(ブユなど)に刺された場合、強い炎症によって水ぶくれができることがあります。

また、重症の場合には、全身のじんましん、息苦しさ、血圧低下といった「アナフィラキシーショック」を引き起こす可能性もあるため、注意が必要です。

03. 考えられる原因

虫刺されによる炎症は、主に以下の要因が皮膚に作用することで引き起こされます。

  • 虫の唾液成分によるアレルギー反応
    蚊、ブユ、ノミなどが血を吸う際に注入する唾液が抗原となり、かゆみや赤みを引き起こします。
  • 毒素による直接的な刺激
    ハチの毒や、ムカデ、毒グモなどが持つ毒素が皮膚組織にダメージを与え、強い痛みや激しい腫れを引き起こします。
  • 毒棘(どくきょく)や有毒毛との接触
    毛虫(ドクガの幼虫など)の毒針毛が皮膚に刺さることで、広範囲にわたる激しいかゆみや細かい湿疹が現れます。

04. 治療方法

虫刺されの治療は、「毒素を取り除くこと」と「炎症を素早く抑えること」が基本となります。

  1. 患部の洗浄と冷却
    刺された直後は、流水で患部をきれいに洗い流しましょう。冷やすことで血管が収縮し、かゆみや腫れを緩和する効果が期待できます。
  2. 外用薬(塗り薬)の使用
    かゆみが強い場合は抗ヒスタミン剤、炎症や腫れがひどい場合はステロイド成分配合の軟膏やクリームが効果的です。症状に合った強さの薬を選ぶことが大切です。
  3. 内服薬の併用
    掻き壊して症状が悪化している場合や、全身にかゆみが広がっている場合は、抗アレルギー薬などの飲み薬を服用することで、内側から症状を鎮めます。

「掻かない」ことと「早めの対処」が早期回復のコツ

ついつい患部を掻いてしまいがちですが、掻き壊すと細菌感染を起こして「とびひ」になったり、跡が残ったりする原因になります。かゆみが強いときは保冷剤などで冷やして感覚を麻痺させるのが有効です。また、市販薬を2〜3日使っても改善しない場合や、水ぶくれがひどい場合は、無理をせず皮膚科を受診しましょう。

監修医師

REVO CLINIC 池袋院院長 結城直哉医師

監修医師

池袋院院長

結城 直哉

順天堂大学医学部卒業後、総合病院で勤務。2024年にREVO CLINIC 池袋院院長に就任。内科と美容医療を組み合わせ、忙しい現代人が気軽に相談できる新しい医療の形を目指しREVO CLINICを展開

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