内科

便秘

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  • 札幌すすきの院

01. 便秘とは

便秘とは、排便の回数が減るだけでなく、便が硬くなって出にくい、排便してもスッキリしない(残便感)といった不快な状態を指します。一般的には「3日以上排便がない」あるいは「毎日出ていても排便に苦痛を感じる」場合に便秘と定義されます。

便が腸内に長時間留まると、水分が過剰に吸収されて便がさらに硬くなり、排便がより困難になるという悪循環に陥りやすくなります。便秘は単なるお腹の不快感にとどまらず、肌荒れ、腹痛、食欲不振、さらには肩こりやイライラといった全身の不調につながることもあります。日常的な悩みとして軽視されがちですが、生活の質(QOL)を大きく左右するため、早めのケアが大切です。

02. 主な症状

便秘の症状は、単に出ないということ以外にも多岐にわたります。

  • 腹部の不快感
    お腹が張る(腹部膨満感)、ゴロゴロと鳴る、下腹部が痛むといった症状が一般的です。
  • 便の状態の変化
    便がウサギの糞のようにコロコロして硬い、あるいは強くいきまないと出ないといった状態が見られます。
  • 排便後のスッキリしない感覚
    出し切った感じがせず、常に残便感がある。
  • 全身の随伴症状
    便秘によって腸内環境が悪化すると、吹き出物や肌荒れ、口臭の原因になることがあります。また、食欲がなくなったり、疲れやすくなったりすることもあります。

03. 考えられる原因

便秘が起こる背景には、食事や運動、ストレスなどの生活習慣が深く関わっています。

  • 食物繊維や水分の不足
    便の材料となる食物繊維が足りなかったり、水分摂取が少ないと便が硬くなり、腸内を移動しにくくなります。
  • 排便を我慢する習慣
    外出先や仕事中に排便を我慢し続けると、直腸の感受性が低下し、便意を感じにくくなってしまいます。
  • 筋力不足と運動不足
    便を押し出すための腹筋の力が弱いことや、運動不足によって腸のぜん動運動が鈍くなることが原因となります。
  • ストレスや自律神経の乱れ
    ストレスにより自律神経が乱れると、腸の動きが過剰になったり(痙攣性便秘)、逆に鈍くなったりして便通を阻害します。

04. 治療方法

便秘の解消には、生活習慣の見直しを基本とし、必要に応じて適切なサポートを取り入れることが重要です。

  1. 食生活の改善
    野菜、海藻、キノコ類などの食物繊維を積極的に摂り、善玉菌を増やす発酵食品(ヨーグルトや納豆など)を日常的に取り入れましょう。また、起床時にコップ一杯の水を飲むことで腸を刺激するのも効果的です。
  2. 適度な運動とマッサージ
    ウォーキングなどの有酸素運動や、お腹を「の」の字にマッサージすることで、外側から腸の動きをサポートします。
  3. 薬物療法
    生活習慣の改善だけでは不十分な場合、便を柔らかくするお薬(酸化マグネシウムなど)や、腸の動きを助けるお薬を使用します。刺激の強い下剤に頼りすぎると腸が慣れてしまうため、医師や薬剤師に相談しながら適切に使用することが大切です。

毎朝の「トイレタイム」を習慣にしましょう

便秘改善の近道は、腸の自然なリズムを取り戻すことです。朝食をしっかり食べ、たとえ便意がなくても決まった時間にトイレに行く習慣をつけることで、排便反射が起こりやすくなります。「忙しいから」と後回しにせず、まずは5分でも良いので自分の体と向き合う時間を確保してみてくださいね。

監修医師

REVO CLINIC 池袋院院長 結城直哉医師

監修医師

池袋院院長

結城 直哉

順天堂大学医学部卒業後、総合病院で勤務。2024年にREVO CLINIC 池袋院院長に就任。内科と美容医療を組み合わせ、忙しい現代人が気軽に相談できる新しい医療の形を目指しREVO CLINICを展開

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